子どもの近視抑制治療・オルソケラトロジー

オルソケラトロジーとは

オルソケラトロジーとは、夜間に装着する専用のハードコンタクトレンズを用いて角膜の形状を変え、日中にクリアな視界を保つことができる治療法です。
1960年代にアメリカで開発され、その後世界各国で安全性と有効性が認められている治療法になります。
日本でも厚生労働省より認められており、多くの医療機関が導入しています。
オルソケラトロジーは特に子どもの近視抑制に効果が見込める治療法です。

このような方におすすめ

オルソケラトロジーは下記のような方に特におすすめです。

学業やスポーツ活動中にメガネやコンタクトレンズが邪魔になることを避けたい方や、長時間のコンタクトレンズの使用が辛い方（目の乾燥や疲れが気になるなど）、花粉症やアレルギー性結膜炎などで日中のコンタクトレンズ使用が難しい方にもおすすめの治療法です。

オルソケラトロジーのメリット

オルソケラトロジーには多くのメリットがあります。

学業やスポーツ活動中にメガネやコンタクトレンズが邪魔になることを避けたい方や、長時間のコンタクトレンズの使用が辛い方（目の乾燥や疲れが気になるなど）、花粉症やアレルギー性結膜炎などで日中のコンタクトレンズ使用が難しい方にもおすすめの治療法です。

オルソケラトロジーの治療の流れ

① 初診と検査

当院に来院いただき、オルソケラトロジー治療をご希望の旨をお伝えください。
視力検査等の一般眼科検査を行い、医師の診察のもとでオルソケラトロジー治療が可能かどうか判断します。可能であれば治療について説明、次回（テスト装用）の予約をお取りします。

② テスト装用（適応検査　費用￥5,500）

院内で実際にトライアルレンズのテスト装用を行います。初めての装用では１時間から２時間程度のお時間を要します。テスト後問題がなければ実際に使用していただくレンズを注文します（１週間ほどで眼科に到着、ケア用品１ヶ月分も付属しています）。

③ レンズとケア用品お渡し、装脱練習

届いたレンズを購入していただき（両眼￥55,000）、装用方法と外し方を練習し、 ケア方法を説明します。この日の夜から装用していただきます（装用開始）。

④ 装用開始の翌日に検査と診察

⑤ 装用開始から１週間後に検査と診察

⑥ 装用開始から２週間後に検査と診察

⑦ 装用開始から１か月後に検査と診察。治療継続か中止か判断。

継続の場合は費用の残り（￥100,000）をお支払いしていただき、以降は３ヶ月ごとに定期検査と診察を行います。
気になる症状がある時は、いつでもお気軽にご相談・ご来院ください。
中止の場合はレンズ料金のみ返金いたします（片眼￥22,000　両眼￥44,000）。

オルソケラトロジーの費用

オルソケラトロジーの費用は下記になります。
上の治療の流れに記載させていただきました流れに沿って費用をいただきます。
オルソケラトロジーの治療は自費診療にあたり、保険適用外、全額自己負担となります。

学業やスポーツ活動中にメガネやコンタクトレンズが邪魔になることを避けたい方や、長時間のコンタクトレンズの使用が辛い方（目の乾燥や疲れが気になるなど）、花粉症やアレルギー性結膜炎などで日中のコンタクトレンズ使用が難しい方にもおすすめの治療法です。

オルソケラトロジーのよくあるご質問

Q. オルソケラトロジーは誰でも受けられますか？

オルソケラトロジーは近視や軽度から中等度の乱視がある方に適していますが、一部の条件を満たす必要があります。詳細は眼科医にご相談ください。

Q. 効果はどのくらい持続しますか？

レンズを毎晩装着することで、日中のクリアな視力を維持できます。通常、装着を中止すると数日から1週間で元の視力に戻ります。

Q. オルソケラトロジーレンズの管理が難しいでしょうか？

基本的には通常のハードコンタクトレンズと同じく、適切なケアと洗浄が必要です。詳細な管理方法は受診の際にクリニックより丁寧に説明します。

Q. レンズ装着中に何かトラブルが起きた場合は？

すぐに眼科を受診してください。装着中に異常を感じた場合は、レンズを外し、清潔な状態で保管し、眼科医の指導を仰ぐことが重要です。

このように、オルソケラトロジーは多岐にわたるメリットがあり、患者さんの生活の質を向上させることができます。興味のある方は是非一度、福岡市博多区のよしやま眼科までお越しください。