ごあいさつ

皆さんはじめまして。
よしやま眼科院長の𠮷山慶三と申します。この度ご縁をいただき、西鉄大牟田線の新駅である桜並木駅前で眼科クリニックを開業します。
私は大学卒業後21年間眼科医として大学病院や地域の基幹病院で診療に従事してきました。大学を卒業後眼科医になることを希望し、九州大学眼科学教室に入局し初期研修の2年間を大学病院で過ごしました。
その後地域医療を学ぶため長崎県の平戸市と対馬市で合計3年間の離島勤務を経験し、高度な医療にアクセスしにくい離島特有の大変厳しい現状を目の当たりにしました。当時まだ駆け出しの眼科医だった私は自分の力量のなさを僻地医療で痛感し、さらなる研鑽が必要だと考え福岡県筑豊地区の基幹病院である麻生飯塚病院で5年間勤務しました。こちらでは白内障や緑内障、網膜硝子体の手術を学び、眼科専門医も取得し大変充実した眼科医生活を送ることができました。
その後福岡赤十字病院にて多くの手術症例を経験しましたが、福岡赤十字病院の特徴として糖尿病や慢性腎不全など内科的な合併症を抱えた患者さんが多く、結果として重症化した目の合併症の治療を多く経験することができました。
福岡赤十字病院での3年間の勤務の後、さらに知識と技術の向上を目指し、九州大学病院にて眼科病棟主任を希望し務めました。大学病院では多くの救急疾患を担当し夜遅くまで手術を行う傍ら手術だけでなく視神経炎やぶどう膜炎など内科的な治療が必要な病気も数多く経験し現在の私の診療の大事な礎になっています。
その後麻生飯塚病院、福岡赤十字病院でそれぞれ眼科部長を務め、地域の方々の眼の健康に貢献するという姿勢を貫いてきました。また、実際に治療におきましても筑豊地域の最後の砦として数多くの難症例を経験するとともに後進の教育にも力を注ぎ眼科医師として研鑽を積んで参りました。
眼科は医科の中でも進歩が目覚ましい分野で新しい治療法や術式、治療機器の開発が行われています。当院としましても積極的に最新の情報を入手し日々医療水準を高める努力を行い、地域の皆様の目の健康に貢献したいと考えております。
これまでに培った経験を基にスタッフ一丸となってより良い医療を提供したいと考えておりますのでよしやま眼科をこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
院長プロフィール
経歴
2001年 | 宮崎医科大学(現国立宮崎大学医学部)卒業 |
産業医科大学病院眼科 研修医 | |
2002年 | 九州大学病院眼科研修医 |
2003年 | 済生会福岡総合病院 |
2004年 | 平戸市民病院 |
2005年 | 筑前山田赤十字病院 |
2006年 | 対馬いずはら病院 |
2008年 | 麻生飯塚病院 |
2013年 | 日本赤十字社 福岡赤十字病院 |
2016年 | 九州大学病院 眼科助教(眼科病棟主任) |
2017年 | 麻生飯塚病院 眼科部長 |
2021年 | 福岡赤十字病院 眼科部長 |
2022年 | よしやま眼科 院長 |
所属学会
日本眼科学会
日本緑内障学会
日本眼科手術学会
資格
日本眼科学会 専門医
視覚障碍者用補装具適合判定医師
福岡市身体障害者福祉法指定医師
難病指定医