コラム 更新日: 2023/9/25

多焦点眼内レンズを使用した白内障手術では選定療養と自費診療に分かれます。

選定療養とは、日本で認可された多焦点眼内レンズであれば手術費用に保険が適応されることになります。

手術自体は今まで通り保険診療による1から3割の自己負担で受けることができますが、使用する多焦点レンズの費用をご負担してもらう形になります。

当院で採用している多焦点眼内レンズは以下のものになり、それぞれ負担額が異なります。

選定療養のメリットは、自費診療に比べて負担する費用を抑えられる点にあります。

以前は多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は自費診療だったため、片眼で50から60万円ほどの費用が掛かりました。

しかし選定療養の適応になり負担する費用もかなり抑えることができるようになりました。

文責 福岡市博多区東雲町 西鉄桜並木駅前 よしやま眼科 眼科専門医 吉山慶三