コラム 更新日: 2023/9/1

目のできものができるととても気になりますよね?

見た目にも気になるし、また腫れて痛みが出たりするとたいへんつらいと思います。

一般的によく見る眼のできものには大きく分けて麦粒腫(いわゆるものもらい)と霰粒腫があります。

ものもらいはまつ毛の毛穴からばいきんが感染して腫れている状態で痛みを伴い中に膿ができている状態です。

霰粒腫は瞼にある脂腺が詰まって粥状のものがたまっている状態で、腫れたり痛んだりすることは少ないです。

ものもらいは抗生物質の目薬や飲み薬、塗り薬で治療します。たいていはお薬に治療で治りますが、腫れがひどい場合は切って膿を出した方が治りが早い場合があります。

霰粒腫は大きさや時期によって治療する方法が変わってきます。

初期の小さい状態では自然と消えていくことも多いので様子を見ます。

しかし大きくなってきたり、皮膚が赤くなってきた場合は治療する必要が出てきます。

ステロイドの軟膏を塗布することで小さくなっていく場合も多いですが、切開し中身を出す必要がある場合もあります。

痛みはなくても見た目に気になる場合は切って中身を出してあげた方がいいでしょう。皮膚を切って瞼の裏側から押し出してみると粥状の中身が大量に出てきます。

時間は10分程度の手術になります。局所麻酔をするのであまり痛みはないですが、麻酔をするときに少しチクッと痛みます。

切開する範囲によって皮膚を縫合する必要があります。

上の写真は切開して1週間後の状態です。縫合糸があるので切って取り除きます。

この状態で傷口にお薬を付けると約1か月程度でほとんど目立たなくなります。

まぶたを切って治療する眼科クリニックはあまり多くなく、目薬や軟膏で治療されているが一向に良くならないといわれて受診される方も多いです。

当院では瞼の手術も行っていますので、必要な方は適切な時期に切開治療を行っています。

眼のできものでお困りの方は是非ご相談ください。

文責 博多区東雲町 よしやま眼科院長 眼科専門医 吉山慶三